10月26日投票の川崎市長選挙では、「川崎民主市政をつくる会」から『のずえ明美』さんが立候補することを表明し、神奈川労連も支援を決定しています。150万人を超える大都市の川崎で、どんな課題があり選挙での争点になるのか、『のずえ明美』さんの政策とあわせて紹介します。
3つの「安心のまち」
『のずえ明美』さんは、政策の柱として「子育て安心のまち」、「くらし安心のまち」、「仕事安心のまち」の3つの安心と、「市民の声を聞き、市民合意ですすめるまち」を掲げて市民と対話しています。
今の市民に冷たい市政との関係で、特に5つの課題・要求を訴えています。
1つは、給食費の無償化です。全国では4割の自治体で実現し、さらに広がっています。今の市政は無償化を拒否しています。『のずえ明美』さんは、学校給食は「食の教育」として無償化を実現し、国の制度化も強く求めています。
2つ目は、中小企業の支援です。川崎市の25年度の中小企業関連支援予算は約16億円で、一般会計のわずか0・2%。『のずえ明美』さんは、中小企業・商店への市独自の支援を強化します。具体的には、賃上げへの支援金や住宅リフォーム助成制度などの実現をめざします。
等々力の緑を守る
3つ目は、市営住宅と特養ホームです。市営住宅の申込倍率は10倍にもなっていますが、今の市政は増設を拒否。特養ホームの待機者も2千人超ですが、この8年間で新設はゼロです。『のずえ明美』さんは、市営住宅の増設再開と、特養ホームを緊急に5か所つくることを掲げています。
4つ目は、等々力緑地の問題です。今の市政は緑地の管理を民間企業に委託し、事業計画では貴重な樹木を990本も伐採しようとしています。『のずえ明美』さんは、市内の緑地・公園の樹木を増やし、温暖化に負けない「緑のまち」づくりをめざします。
財政力はトップ
5つ目は、公共施設です。今の市政は次々と公共施設を統廃合し、市民活動にも支障を及ぼしています。『のずえ明美』さんは、公共施設は直営を基本として、市民と市職員の協力で市民のニーズに応える施設をめざします。
川崎市は政令市のなかでもトップの財政力があり、市民の願いを実現することは十分に可能です。市長が変われば、市民や労働者の要求は必ず前進します。





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