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2020年4月8日

港湾労組がストライキを決行

3月13日、港湾労働組合がストライキを決行しました。

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 港湾労組の組合員が働く商船三井ロジスティクスにおける残業代の未払い、一方的な賃下げ、不誠実団交に対する抗議として、横浜港内2か所の営業所にてストライキを実施したものです。

「自分も参加します」

 全労連や神奈川労連、横浜地区労などからも応援が駆けつけ、港湾関係の各労組・団体から多数の支援をえて65人の仲間が参加し、労働者・労働組合の団結と決意を示し、会社の不当性を存分にアピールする行動となりました。

 お昼休みに食堂前で実施したビラ配布では、食堂に立ち寄った労働者が次々とビラを受け取り、「がんばってください」、「今度またストライキがあったら自分も参加します」など激励の声が次々と寄せられています。

一方的な賃下げを強行

 会社は管理職としての権限を持たない労働者を「名ばかり管理職」とし、残業代を違法に搾取してきました。港湾労組の申告により労働基準監督署が是正勧告し、昨年から残業代を支払うこととなりましたが、代わりに、基本給の一部を固定残業代に変更するという一方的な賃下げを通告し、労働組合・組合員の合意もないまま強行しています。

 団体交渉では、会社は代理人弁護士任せにして、労働組合軽視の不誠実団交を続けています。港湾労組は団交と並行して、厚生労働省や神奈川労働局にも要請し、会社を指導するよう求めています。

第2弾、第3弾も

 ストライキの集会で、港湾労組・奥村委員長は「闘いは始まったばかり。第2弾、第3弾のストライキも構えて、勝利することをめざす」と強調し、多くの仲間の支援を呼びかけました。

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