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2018年4月3日

要求の実現をめざし2018年国民春闘

賃金・労働条件、税・社会保障、平和

大幅賃上げをはじめ、長時間労働の是正や諸手当など労働条件の改善を求める18国民春闘が職場・地域でとりくまれています。また、制度政策要求を掲げ、世論を喚起する集会などもとりくまれました。

県民集会に1000人

 3月4日に県民集会を開催し、1000人の仲間が結集しました。主催者として神奈川労連・福田議長は春闘勝利とともに、憲法改悪を阻止することの重要性を強調。自由法曹団・田井弁護士から、裁量労働制の拡大を狙ったデータねつ造の問題をはじめ、労働者の働き方を根底から破壊する『アベ働き方改革』の欺瞞と、これを阻止するとりくみが話されました。

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 7年前の福島原発事故の補償について裁判で闘っている神奈川訴訟団の村田団長は、事故を風化させず、国と東電が責任を果たさせることを強調しました。各組織の要求アピールでは、賃上げ実現や最賃、年金、憲法、保育、組織拡大などが訴えられました。

 集会後に横浜駅前を通るコースでデモ行進。青年を中心としたサウンドカーが先頭となり、市民から大きな注目を集めました。同日の午前中には、自交総連や港湾労組、建交労などで構成する神奈川交運共闘が、自動車パレードを実施。タクシーやダンプ、トラックなど44台80人が参加し、横浜市内中心部を巡りました。

増税なんてとんでもない

 3月13日には、重税反対全国統一行動がとりくまれ、神奈川労連としても春闘要求を持ちこんで参加しました。県内全体では18か所の集会に約3500人が参加。

 それぞれの会場で要求や怒りを交流する集会を行い、各税務署までのデモ行進を行いました。ちょうど前日に、森友学園疑惑での財務省による公文書改ざんを認める報道もあったことから、「庶民には重税で、首相・首相夫人のお友達には8億円の値引きなんて許せない」、「消費税増税などとんでもない」と訴えました。

ベースアップの回答

 各職場での春闘要求の提出、回答を受けての団体交渉も進められています。
 春闘共闘全体では3月14日を回答指定日とし、翌15日を全国統一行動に設定しました。JMITU・通信産業本部は、大儲けをあげ利益を莫大にため込んでいながら、労働者の生活が改善できないようなNTTの低額回答に抗議し、早朝からストライキに突入しました。30人以上が川崎事業所の門前に集まり、出勤してくる労働者に回答結果と上積みを求めて闘うことを呼びかけるビラを配布。「NTTは大幅賃上げを行え」とシュプレヒコールをあげました。

 私たちの運動によって賃上げの世論が醸成されていることも活かして果敢にとりくんでいる職場もあります。JMITUでは、アイエスビー支部がベア平均943円を含む7077円を第1次回答として引き出し。3職場がすでに昨年最終を上回る回答を得ています。化学一般では、東邦化学支部と新日本理化支部がベア回答を引き出しています。全国一般NOK分会は3236円のベアを含め1万円超の回答となっています。

賃金格差の縮小へ

 ユーコープ労組では、パート労働者が強く求めてきた県ごとの賃金格差を縮小させる方向への貴重な一歩となる成果を勝ちとっています。ユーコープは神奈川と静岡、山梨の生協が5年前に合同して新組織として発足しました。正規労働者については賃金・労働条件が統一されましたが、パート労働者の基本時給は県ごとに格差が残され、最低賃金の引き上げに伴って神奈川と静岡・山梨との差が広がっていました。

 労働組合は、ユーコープ発足当初から「まったく同じ仕事をしているのに、基本時給に差があるのは納得できない」と要求し続け、昨年の秋闘でついに理事会から「これ以上、差を広げない。縮小する方向で検討する」との回答を引き出し、今春闘に臨みました。

 回答は、「神奈川30円、静岡・山梨は35円引き上げる」というものでした。貴重な成果を確信にするとともに、まだまだ100円以上の差がある状況について改善を求め続けていくことにしています。

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