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2018年3月5日

春闘決起総行動「無期雇用転換に大きな関心」

 春闘を地域から盛り上げていこうと、2月11日を中心に「春闘決起総行動」として、各地域の主要駅頭で宣伝行動を実施し、また、1月末には労組訪問行動をとりくみました。

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約200人が参加

 春闘決起総行動は、全県13の駅頭で実施し、全体で約200人が参加、9千を超えるビラ・ティッシュを配布しました。川崎では用意した2000個が45分で、平塚では1000個が30分ですべて配布されるなど、大きく関心を集めました。

 それぞれの場所でハンドマイクも用意し、未組織労働者も含めすべての労働者の賃金引き上げを中心に、労働法制の改悪反対や、無期雇用転換の申し込みが4月からできるようになることなどを訴えました。鶴見地域では宣伝カー2台も運行し、区内全域で春闘の宣伝を行いました。

 特徴的だったのは、無期雇用転換への関心が高いこと。横断幕を見ながら寄ってきてビラを受け取る方や、その場で「これは、どういうことですか」と質問がされ対話になる場面もありました。労働相談が持ち込まれたり、「がんばって」と声がかけられ、「若い人や子育て世代の受け取りが良かった」という駅頭もありました。また、新横浜駅では憲法3000万署名もとりくまれました。

保育園も訪問

 1月末には横浜の地域を中心に労組訪問と、全国一般と共同した保育園訪問がとりくまれました。労組訪問では、加盟組織の職場を訪問し春闘のとりくみなどについて状況の聞き取りや激励がとりくまれました。私学職場では「なかなか生徒が集まらずにたいへん」という率直な声が出されました。横浜西部地域では、加盟を働きかけてきた職場で「機関会議で加入を決定しました」との嬉しい報告もありました。

 未加盟の友誼組合や中立労組も積極的に訪問。神奈川大学の労働組合とは無期雇用転換で懇談し、学習会への参加も約束しました(実際に3人の組合役員が参加しました)。国関係の組合でも「改正労働契約法の運用で、非常勤職員について団交で約束させることができたが、事業ごとの予算のしばりがあり、難しい問題がある」などの話がされました。

 労組訪問と同時に保育園訪問もとりくまれました。全国一般の横浜保育所分会は毎年アンケートを集めていますが、これを組織化にも活かすために直接未組織の保育園を訪問し、お礼とアンケート結果を届けて懇談することをめざしたものです。保育所分会の現場の役員も参加し33園を訪問、多くのところで好意的に受け取ってもらい、今後につながる行動となりました。

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