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2017年5月10日

春の拡大月間「昨年上回る5700人を突破」

建設労連は春史上最大の4,674人の大成果

神奈川労連では、3~5月を「春の拡大月間」として位置づけ、とりくみを進めています。これまで建設労連が春史上最大の組織拡大を成功させ、新採用者を迎えた公務・民間の職場においても、昨年を上回ったり、これまでにない反応が生まれるなど、拡大が進んでいます。神奈川労連全体では昨年最終の拡大数をすでに700人近く上回り、5700人を超えています。

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 建設労連は、4月15日まで春の拡大月間をとりくみ、拡大数で4674人(目標を704人超過達成)、拡大率8・88%、達成率117・7%で、3指標(拡大数、拡大率、達成率)のすべてで過去の記録を塗り替える、春史上最大の成果となりました。

Ⅴ字回復し実増に

 月間では、社会保険未加入対策の最終段階の情勢をつかみ、組合内外の事業所との対話と相談活動を全県の役員と書記局・事務局が最後までとりくみました。さらに、組合と建設国保の魅力を打ち出し、仲間からの切実な要望・要求の声をつかみ、それらの実現に尽力した結果、未加入事業所と労働者の大量加入につながりました。この結果、昨年6月以降10月には1千人超の減少になっていましたが、「Ⅴ字回復」の実増を実現しています。

青年が加入を訴え

 医労連では新採用者の組合加入が、昨年を大きく上回るペースで進んでいます。横浜市大病組では2つの支部で246人が加入。県病院労組や全医労、横福協労組、川医協労組などでも2ケタを超える拡大となっています。

 教訓を活かし、組合紹介・説明会を年齢の近い青年部の仲間が中心となってとりくむ職場が多くなり拡大に結びついています。また、共済やレクなどのメリットを打ち出すとともに、「今後、業務の中でミスは起こる。何かあった時に上司や病院は守ってくれない。組合に入っていれば組合は守ってくれる」という先輩の説得力ある発言が加入を決断させています。

 労災病院でも昨年を大きく上回っています。横浜労災支部では16人の仲間を迎え、過去最高の組織数に達しています。「拡大週間」を設け、夕方の時間帯にビラやお菓子を配りながら宣伝行動を実施。「組合に入った新人さんが友達にも勧めてくれる」という嬉しいことも。関東労災支部でも、奨学金返済が必要な新人が労金の制度に高い関心を示すなど17人が加入しています。

新採の組合への関心が高い

 自治労連の三浦市職労では今年も新採全員の加入を実現するとともに、管理職だった再雇用者の組合加入などで拡大目標を達成しています。全体として新採用者の組合への関心が高いのが特徴です。横浜市従では、研修期間中にチラシを配布しますが、例年より受け取りが良く、わざわざ取りに来る人も。さらに、チラシを見ただけで加入書を本部に送ってくる人が相次いでいます。拡大がゼロという支部が大幅に減っていることも特徴で、例年より早い準備が功を奏しています。

県職労連においても同様に、拡大グッズを渡し一声かけただけで加入する例が生まれています。また、県労委で闘っている鎌倉市職労では新人が1人加入。もともと民間のブラックな職場で働いていた方で、「労働組合は必要」と加入しました。

 ユーコープでは3年ぶりの新卒採用があり、さっそく組合説明会を行い6月頃に組合としての歓迎会を開催する予定です。

全国一般では、職場内での拡大を進めるとともに、労働相談から5人で組織を立ち上げ4月25日に公然化し、これから団体交渉を行うことにしています。まだ具体的な成果に結びついていませんが、様々な挑戦も始まっています。

福祉保育労では「組合カフェ」を開催。会場となった保育園に他の職場の仲間も参加し、音楽をかけ、お茶とお菓子をいただきながら弁護士さんも交えて、質問や悩みを出しあい組織強化につなげています。

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