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2023年11月1日

米原子力空母は横須賀にいらない「原子力空母いらない!横須賀集会」

 10月1日、「原子力空母いらない!横須賀集会」が開催され、約600人の仲間が集まり声をあげました。

 今年は横須賀基地に空母が配備されてから50年、原子力空母が配備されて15年になります。もともとは一時的な使用とされていたものが、約束は反故にされ、居座り続けており、抗議し配備撤回を求める集会が毎年とりくまれています。

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(上の写真)約600人が参加し母港化の撤回を求めた集会・デモ

勝手に基地拡張

 集会では、全労連の秋山副議長が開会あいさつを行い、日本共産党の山添参議院議員が情勢報告、そして各界の方から報告や訴えがありました。

 地元で基地問題に長くとりくんでいる呉東弁護士は、7月以降、原子力空母の出港が7回も延期されたことについて、「原子炉を動かしたら問題が起こったのであり極めて危険」と指摘し、何ら説明もしない米軍を批判しました。また、来年に原子力空母の入れ替えが行われようとしていることに「何も市民に説明されていない。市民の意思を示すキャンペーンをとりくむので協力して欲しい」と訴えました。

 さらに、米軍がイージス艦用の桟橋を勝手につくって基地を拡張していることを告発し、「つくった後に、水面が低いから浚渫させろと横須賀市に言ってきている。市が拒否するように声をあげていこう」と呼びかけました。

原告の家族が訴え

 防衛大学校でのいじめについて裁判を闘っているの原告の家族も登壇。裁判の状況も紹介しながら、勝利にむけた協力を力強く訴えました。

 神奈川土建横須賀三浦支部の村田・平和委員長は「武力では何も解決しない。憲法9条を活かした平和外交こそ必要」と強調しました。

 閉会あいさつで「原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会」の新倉さんは、「基地の町」を望んでいない市民アンケートの結果を紹介し、「市民の願いを実現するために全力を尽くしていく」と述べました。

 集会終了後、参加者は市役所前の公園までデモ行進を行い、米軍基地ゲート前でも「原子力空母はいらない」、「だれの子どもも殺させない」などコールでアピールしました。

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