神奈川労連

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2015年5月7日

「8時間労働制の原点」第86回メーデーを開催

約130年前にアメリカの労働者が8時間労働制を求めて闘いに立ち上がったのがメーデーの原点。今年のメーデーも「8時間労働制の解体、正社員・残業代ゼロ法案に反対!」「憲法改悪・戦争する国づくり阻止!」「安倍内閣の暴走ストップ」を掲げ、5月1日に第86回メーデーが開催され、全国311か所17万人、神奈川県内では10か所・約7千人が参加しました。

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黙って要求は前進しない

横浜公園で開催された神奈川県・横浜メーデーで、福田裕行実行委員長(神奈川労連議長)は「今年のメーデーは安倍内閣の暴走政治が憲法を破壊し、労働法制を破壊しようとする重大な岐路のなかで開催されます」と切り出し、「要求は黙っていて前進したことは一度もありません。広大な共同を広げ、異常な安倍政権と正面から対決し、団結して闘おうではありませんか。沖縄と連帯し、そして世界の人民と連帯して、平和憲法を守り、労働者の権利擁護のための一大闘争を始める、本日をその決起の場にしよう」と呼びかけました。

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注目された巨大オブジェ

祭典終了後、2コースに分かれて横浜市役所、神奈川県庁、商店街、オフィス街をデモ行進しました。

市民・労働者へのアピールでは、真っ赤なペイントとアフロ頭の風神雷神の仮装をした青年たちが「もっともっと賃上げ風ふかそ~ぜ!」「日本の若者を戦場に送るな」と特大パネルを掲げ歩きました。女性たちのチンドン屋風の賑やかなデモ隊や、「悪政を食べつくし、きれいな蝶(よりよい社会)をつくろう」との想いを込めた巨大オブジェ「はらぺこあおむし」は多くの市民の注目を集めました。

戦争する国づくり、労働法制大改悪など安倍政権の暴走への危機感から、県内多くのメーデーで昨年を上回る参加者があり、工夫を凝らしたデモ行進などで住民にアピールするとともに、自治体要請を行う地域もありました。

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