神奈川労連

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2021年5月3日

春の拡大月間で3200人超が加入

 神奈川労連は、3~5月の期間で「春の拡大月間」をとりくんでいます。4月末現在で3200人を超える仲間を各組合に迎えています。各組合で組織拡大の意思統一を行い、新しく職場に入ってきた仲間や、非正規雇用労働者も含めた未組織労働者に「労働組合に入ってほしい」と声をかけていきましょう。

建設労連3年ぶりに実増

 建設労連は4月15日まで拡大月間をとりくみ、昨春を124人上回る2347人の成果をあげました。拡大目標に対する達成率は72・35%、目標を達成したのは、6単組と建設横浜・神奈川土建の11支部です。

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 コロナ禍での減収から生活を守るために実施した、建設国保保険料の減免を申請した組合員や、コロナ関連の相談者を中心に、訪問や電話によって対話を進めたことが大きな特徴です。

 神奈川土建相模原支部では、全組合員との対話活動に挑戦し、組合員に依拠した運動を進めるなかで151人を拡大して目標を達成しています。神奈川土建全体でも12000件を超える訪問・対話運動を展開し、全県の運動を牽引しました。

 横浜地区協では、昨年の春と秋の月間の成果を上回る結果となりました。川連は決起集会で「年間実増を必ず達成しよう」と意思統一し、4単組中3単組が実増し川連全体でも実増となりました。横須賀、湘南、湘北の各地区協でも、コロナ禍での困難があるなか、リモートによる決起集会の開催など工夫を凝らし、成果をあげました。
 拡大の結果、建設労連の3月末組合員数は、前年比で3年ぶりの実増を達成する極めて貴重な成果となりました。

職場組合員からの声かけ

 自治労連では、各単組で新採用者への組合加入の声かけが進み約343人の仲間を迎えています。

 横浜市従では、スピードを重視し職場の組合員から新採用者に声かけすることを重視してとりくんでいます。鶴見では支部一丸となって、配属初日にすべての新人へ個別に組合案内を実施。新人からは「声をかけに来てくれてありがとうございます」、「ぜひぜひ喜んで(加入します)」と歓迎され、14人が加入しました。港北では初日に1分での組合案内。「私たちの組合は、住民福祉の増進と職場環境の改善活動をしています」、「みなさんにも協力してほしい」と訴え7人が加入しました。

 昨年に引き続き、ダイレクトメールの返信による加入も60人を超えています。これも、「隣の席の先輩組合員から声をかけられたので返信しました」など、声かけの重要性が明らかになっています。

産別組織の特性を活かして

 医労連でも新採用者など371人が加入しています。横浜市大病院労組では、4月5日に説明会を行い、191人がその場で加入。数人の未加入者にも職場で働きかけ100%組織をめざしています。全労災横浜支部では、連日の宣伝を実施するなかで昨年の3倍となる15人が加入しました。民医連の各職場においても、説明会などが開催され加入が続いています。

 建交労では、産別組織としての特性を活かして軽貨物労働者の組織化を着実に進めています。多くの軽貨物労働者は、個人事業者として運輸局に登録していることから、開示請求によって名簿を取得したうえで、DMを使って組合加入を呼びかけ。問い合わせは120件超、組合加入者は30人を超え、昨年からのとりくみで90人に迫る組織化となっています。

 各地域労組においては、コロナ禍にかかわる相談などから合計で約40人を組織しています。4月に入ってからも厚木の事業所閉鎖にかかわる相談から17人が組合に加入しました。団体交渉でいくつかの要求について前進回答を引き出し、解決をめざしてとりくみを継続しています。

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