神奈川労連

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2010年4月1日

冷雨のなか1500人が集結 3・7県民集会

冷たい雨が降り、凍えるような寒さのなか、「3・7県民集会」が横浜・大通り公園で開催され、労働組合・民主団体などから1500人が結集しました。

神奈川のうたごえによる3曲の歌の後、建設労連・内藤会長が「寒いなかだが集会を成功させよう」とのあいさつで開会。司会は自由法曹団の近藤弁護士、自治労連の倉形県職労連副委員長がつとめました。

自治体にいっせい要求

主催者あいさつに立った県国民春闘共闘会議・水谷代表委員(神奈川労連議長)は、今年の春闘のなかで自治体に対し要求を提出し回答を迫り、交渉をおこなっていることを紹介し、「労働者の賃金を確保する公契約条例の制定にむけて運動を進める」と強調しました。また、政府が準備を進めている労働者派遣法の「改正」の中身は、「改悪」に近いひどい内容であることを指摘し、「民主党中心の政権に対する運動を強め、労働者派遣法の抜本改正や後期高齢者医療制度の即時廃止を勝ちとろう」と呼びかけました。

春闘での奮闘に期待

国会会期中の忙しいなか駆けつけた日本共産党の小池晃参議院議員は、「春闘で労働者の賃金を引き上げることが景気回復につながる。みなさんの奮闘を期待したい」と激励。続いて国会情勢について報告し、「政府は反国民的な動きを強めている。それに対し自民・公明もまともな対案を示せない状況。今朝のNHKの討論でも消費税増税にきっぱり『ノー』と言ったのは、私だけ。普天間基地問題でも無条件返還の立場でとりくんでいるのは、共産党だけです。国民の願いをさらに前進させるために、参議院選挙で奮闘していきたい」と力強く述べました。
沖縄の仲山弁護士は、名護市・辺野古のたたかいを紹介しながら、「民意を無視するやり方は許せない。基地闘争をとりくんでいる神奈川の仲間と力を合わせて県内移設を阻止したい」と連帯を表明し、大きな拍手が送られました。

闘う仲間がアピール

アピール・アクションとして、新婦人のみなさんが保育園に入れない待機児童の実態を、ラップ調の替え歌も交えて訴え。いすゞ・日産・資生堂・JFEなど大企業とたたかう仲間は、経営者のお面なども用意して、「非正規切り」の残酷さと、労働者派遣法抜本改正の必要性をアピールしました。
集会宣言を採択し、団結ガンバローを行ってデモに出発。シュプレヒコールを響かせて、市民に訴えました。

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