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2014年11月4日

「仲間を増やそう」新組合を結成

神奈川県医療事業者労働組合

290-4 9月24日、『神奈川県医療事業協同組合労働組合』が若い仲間を中心に、9人で結成され県医労連に加盟しました。

神奈川県医療事業協同組合は、民医連の各病院などの入院食をつくったり、薬剤の共同購入を行っている事業所です。組合を結成した仲間は調理師などが中心です。

組合結成の中心となった青年は、労働者の声を職場に反映させるため「労働組合が必要ではないか」と考えていました。一昨年のビキニデーで偶然、県学習協の高橋副理事長と出会い相談したところ、「是非つくるべき、横福協労組の佐藤書記長に相談してみなさい」とアドバイスをもらい組合づくりが始まります。

労働学校に参加して

その後、その青年が昨年春の労働学校に参加し、秋の労働学校には3人の仲間で参加しました。労働組合への確信を深めるなかで、3人が役員となり、職場の同僚を誘い約半数の参加を得て、今回の組合結成に至りました。
新組合では、労働者の意見がきちっと反映される職場作りを求めて、とりくみを進めることにしています。

港湾労組でも新組合結成

港の通関の仕事に携わる30代の男性が、職場に港湾労組の分会を結成し、団体交渉で要求を前進させています。

職場の上司から「仕事が遅い」、「お前なんかクビにしてやる」などのパワハラを受け、また、通関業務を行う労働者に支給される手当が支払われないという内容の相談が港湾労組に寄せられました。

本人と相談しながら要求書の準備などを進め、9月11日に分会を結成し、16日に公然化をして要求書の提出と団体交渉を申し入れました。
第1回の交渉で会社は非を認め、パワハラについて謝罪するとともに、手当については入社以来1年半分の約20万円を支払い、当月からきちんと支払うことを約束しました。

「友人を誘いたい」

当事者の組合員は、港湾労組の大会に参加して発言。「今日参加して安心できる労働組合と感じた。自分の友人が山下埠頭で働いており、今度誘いたい」と述べました。
山下埠頭は「カジノ構想」が持ち上がり、職場の存続など問題になることが予測され、港湾労組として組織化にむけたとりくみを検討しています。

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