神奈川労連

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2020年12月3日

秋の拡大月間「2000人超の仲間が加入」

 神奈川労連は10月~12月を「秋の拡大月間」に設定し、各組織でのとりくみを呼びかけています。11月25日までに2000人を超える仲間が新たに加入してきています。コロナ禍でこそ要求を前進させるために、もう一回り未組織労働者との対話を広げましょう。

建設労連は1661人

 建設労連は11月15日まで秋の拡大月間で、1661人の新たな仲間を組合に迎えました。自主目標の達成率は51・47%、拡大率は3・13%となりました。

 コロナ禍での制約もありましたが、様々な工夫が各単組でとりくまれ、神奈川土建では昨年を上回る対話を広げて拡大が追及されるなど、全県で今までにない対話活動が行われ、「頼れる、頼られる組合」の浸透がはかられました。

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 とりわけコロナ関連の相談は、組合員数の約3割にあたる1万5千件超に達し、組合への信頼の広がりを証明しています。また、建設国保の減免制度を確立し、組合員・労働者の暮らしを守るとりくみのなかで仲間を増やしました。運動の教訓を明らかにしながら、春につなげて「増やせる組合づくり」をさらに進めていくことにしています。

新組合の結成

 磯子区の富士見交通で働く労働者5人が、自交総連の支部を結成しました。

 会社の労務管理は、36協定は勝手に締結し、事故を起こすと罰金が科せられるなど、めちゃくちゃ。コロナ禍では、雇用調整助成金を使わず、賃金がきちんと支払われない状況になっています。

 11月11日には、地本執行部も参加して第1回目の団体交渉が行われ要求実現をめざしています。また、組織拡大にも力を入れ、倍以上に増やそうと奮闘しています。

 全労連・全国一般では、今年4月に神奈川区で開園した「とうよう片倉町保育園」の4人の職員が加入し公然化しました。園では職員を一人ひとり呼び出し、管理職でとり囲み、指導・叱責するような労務管理が常態化していました。

 さらに、職員の監視のためにカメラが設置されている職場状況を改善したいと加入してきたものです。要求書を提出し実現をめざしています。

各組織の奮闘

 コロナ禍に関連する労働相談も続いており、相談センターから地域労組などにつなぎ組合に加入して要求実現もはかられています。

 自治労連では80人の仲間が加入してきています。職場におけるハラスメントの相談からの加入が続いています。また小田原では、放課後児童クラブを業務委託することにかかわって相談があり加入を実現し、さらなる組織化をめざしています。

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 年金者組合は、仲間づくりのスタート集会を11月6日に開催しました。「おしゃべりカフェや、おしゃべりランチへの補助をして加入者を増やしています」(津久井支部)、「すべてのブロックが1人以上の仲間を迎えるようとりくみ」(港北支部)など、コロナ禍のなかでも工夫をしたとりくみが語られ、参加者の確信となり、コロナ感染しないように気をつけながら、必ず現勢を回復する意思統一がはかられました。

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