11月10日、神奈川労連女性センターは、第18回目の総会を開催し、30人が参加しました。
農業について学ぶ
総会に先立つ学習として、「コメ騒動と女性、自給率2%の神奈川で」と題して、神奈川農民連の高野さんからお話をうかがいました。
この1年間を見ても3人も農水大臣が変わり、「減反」、「増産」、「減反」とそのたびに政策が変わるという混迷ぶりに国民が生存の危機に瀕していることを知りました。市場まかせ、輸入頼みでない根本的な改善を「自分ごと」として関心を持つ必要性を実感しました。
女性部立ち上げ
討論では、各組織から職場の状況や働き方などについて発言・報告がありました。
公務関係の組織からは、会計年度任用職員制度を改めた自治体もあり、さらに運動を強めることや、業務として携わる選挙や国勢調査が、「仕事」として扱われていないことの理不尽さなどの訴えがありました。
横浜北部ユニオンからは、女性からのハラスメント相談での組合加入が増えたことから、女性部を立ち上げ、つながり作りにとりくんでいることが報告されました。
JMITUの仲間からは、ひとり職場で賃上げを要求し勝ちとった経験や、これまで女性役員を登用したことのなかった会社に門戸を開かせたことが話されました。
建設労連主婦協議会からは、次世代役員づくりのとりくみが報告されました。
広く連帯して
この間の選挙では、自公が議席を減らしましたが、排外主義・極右政党が議席を伸ばしました。これまでの運動で少しずつ前進してきた選択的夫婦別姓や同性婚など多様な生き方について、大きな逆流が起こりかねません。
広く女性たちと連帯し行動してきた「デマと差別を許さない街宣」など緊急アクションを通して世論に訴えていきます。
また、「働きたい改革」などとふざけた名称で、労働者のいのちを削り、大軍拡推進、社会保障改悪をすすめる自維政権を終わらせ、ジェンダー平等を実現し、ハラスメントのない安心して働き続けられる社会をつくるためには、「仲間づくり」「組織拡大」が重要だと確認しました。





第三土曜日定例憲法宣伝 <’25/12/20(土)13時3...
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