11月22日、「争議・権利討論集会」が開催されました。今年は、午前に職場要求実現分科会、青年交流分科会、ストライキ闘争ディベート分科会。午後は、民放労連書記次長の岩崎貞明さんの講演「ジェンダー、ハラスメントと労働組合~フジテレビ問題から考える~」、そして争議・裁判闘争を闘っている労働組合や団体などからのアピールが行われました。
分科会の新たな試み
職場要求実現分科会では、現在争議中、また争議経験のある労働組合が自分たちの課題や教訓を出しあってたがいに経験を学びあいました。社内のとりくみとして役員、従業員、株主などへの対策、また会社を社会的大衆的に包囲するために監督官庁、議会への働きかけ、市民や知識人へと支持を拡大していく方策などについて話しあわれました。
また、今年の新たな試みは青年交流分科会、ストライキ闘争ディベート分科会を設けたことでした。青年交流分科会では4つのグループにわかれて職場要求の決め方、要求実現のとりくみ、組織化などについて議論ばかりでなく即興の寸劇も取り入れ、参加者の交流が深められました。
ストライキ闘争ディベート分科会では模擬団交を踏まえて、ストライキ賛成派と反対派とに分かれて議論を行いました。職場でストライキを行うか、それとも現時点では粘り強い団体交渉でさらに経営から回答を引き出すことに努めるか、などについて「自分事」として考える機会となりました。
フジテレビ問題
講演では、社会問題化したフジテレビ問題に民放労連、フジテレビの労組がどのようにとりくんだか,そして問題が起きる前、起きてから今日までどのようなとりくみをしてきたかについて貴重な話をうかがうことができました。
参加者からは様々な学びの機会となったことに加え,「これまで会っても話したことのなかった人や初対面の人と友達になれてうれしかった」などの感想が寄せられました。





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