神奈川労連

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最低賃金の取り組み

2016年2月29日

「最賃裁判ニュース」第28号(2016年2月24日)

第23回 判決日報告

司法の役割を放棄する不当判決! 2月24日(水)13時45分から、判決言い渡しがされました。原告は20名が参加し、傍聴支援は北海道、東京、静岡県評、全労連や生協労連、国交労連からも含め、約200名が詰め掛けました。傍聴席は満杯となり、あふれた支援者は裁判所前で、判決の結果を待ちました。

横浜地裁第1民事部(石井浩裁判長、徳岡治裁判官、吉田真紀裁判官)は、原告らの訴えを却下する不当判決を出しました。この判決は、地域別最低賃金の決定過程における重大な問題点に関する判断を回避するものであり、裁判所・裁判官が、行政の誤りを是正し、国民の基本的人権を保障するという、自らの役割を放棄するに等しい極めて不当な判決です。

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