第9回裁判報告 次回は 6 月 26 日(水)10 時~(裁判所前 9:15 集合)国は「計算式については反論せず」と白旗を揚げる
4 月22日、13 時 30 分から第8回裁判が開かれました。原告は8名参加し、集まった支援者は 89 名。傍聴者で法廷は満席になりました。原告陳述した 36 歳男性は、低賃金の職種を転々をしたのち、最大手のファストフート店で働く実態と生活の苦しさを語りました。歴史上初めて被告=国から最低賃金額を先進国最低に押え付ける「5 つのごまかし計算式」についての弁明文書が出され、これに弁護団が徹底的に反論を加えました。裁判長が「反論するか?」と聞くと、国は「計算式については反論は行わない」ととうとう白旗を上げました。いよいよ国を追い詰める山場になってきました。