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2021年10月4日

神奈川労連第37回定期大会「コロナ禍だからこそ 労働組合 が必要!組織を拡大し、要求を実現しよう」

初のオンライン併用で開催

 神奈川労連は9月12日に第37回定期大会を開催しました。「運動方針案」や「組織拡大中期計画案」、「予算案」など8つの議案について議論し、すべての議案が大会代議員によって承認されました。

 感染拡大防止の観点から、37回定期大会は初めてオンラインによる代議員の参加を認め、参加代議員数も大幅に縮小する方法で開催しました。

方針案全体の4つの基調

 医労連の柏木副議長の開会あいさつで始まり、大会議長団には、家子代議員(建設労連)と星代議員(生協労連)が選出されました。

 住谷議長の主催者あいさつに続き、議案提案が行われました。運動方針案を提案した山田事務局長は、運動方針案全体の基調として、以下の4点を強調しました。

 1つは、コロナ禍となった1年間で、組合員や労働者の仕事・生活を守るために様々な工夫をして運動を進め、労働条件などの要求実現や組織拡大で成果があったこと。
 2つは、運動は労働者やマスコミから注目されているが、問題は組織が減少していること。日常的な労働組合活動の確立・強化と組織拡大が最重要課題であること。
 3つは、コロナ禍によって破綻が明らかになった新自由主義政策を抜本的に転換し、憲法に基づく諸制度の民主的変革が必要なこと。
 4つは、横浜市長選挙の勝利などを確信に、要求実現をめざし、総選挙での政権交代や、川崎市長選挙の勝利など、政治を変えるとりくみを進めること。

新たな組織拡大計画

 今大会では、組織拡大の中期計画を総括し、新たな中期計画も提起しました。

 組織の減少傾向に何としても歯止めをかけ、「15万神奈川労連」を展望しつつ、今後3年間で8千人の実増をめざすことなどを提起。また、「地域組織の強化」を最重要課題として神奈川労連全体で具体化をはかることを提案しました。

 財政関係の提案なども行った後に、討論にはいり9人の代議員からの発言と4つ文書発言がありました。

 討論では反対意見が無かったことから、8つの議案について一括で拍手の承認を求め、代議員全員の拍手によって確認されました。

 大会スローガンや、大会宣言・争議の勝利をめざす特別決議が読み上げて提案され、いずれも拍手で確認され、最後に住谷議長の「団結がんばろう」で大会を終了しました。

373-02

(上の写真)討論によって議案を深め、方針を意思統一した定期大会

373-01

(上の写真)オンライン参加の代議員を写し出して運営した大会

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