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2015年1月21日

いすゞ非正規切り争議が高裁で結審 3月26日15時に判決

20150120 08年秋からの世界的不況の際に、いすゞ自動車から解雇された期間工・派遣労働者が職場復帰を求めて闘っている争議において、1月20日に東京高裁で結審し、3月26日15時から判決が言い渡されることが決まりました。

第8回目となる審理では、裁判長が交代したことから弁論の更新が行われ、原告2人と弁護団から意見陳述がされました。いすゞ自動車が半年もせずに生産が回復すると認識していたこと、細井社長自身も経済誌でそのことを語っていたことを明らかにし、原告らの解雇の必要性はまったくなかったことを強調しました。その上で、地裁においては現場責任者が社長の見通しを否定する証言を行っていることから、高裁において社長の証人尋問を行うよう強く求めました。

また、極めて不当な地裁判決の問題点、特に「生産調整が行われれば解雇もやむを得ない」かのような判決内容を厳しく批判し、いすゞ自動車への職場復帰を求めました。
原告の2人は、解雇されて以降現在までの苦しい生活状況を訴えるとともに、労働者・人間としての尊厳を踏みにじる企業のやり方を告発し、裁判所が真実から目をそらさずに公正な判決を出すよう強く求めました。

逃げ帰った裁判長

原告・弁護団らが強く求めたにもかかわらず、裁判長は証人採用をしようとしなかったため、弁護団が「なぜ証人採用しないのか、理由を述べるべき」と強く迫りましたが、裁判長は判決日を言い渡し、逃げるように法廷を退出しました。

原告と支援共闘では、裁判長の不当な態度を変えさせ、勝利判決を勝ちとるために判決日まで連続的な行動にとりくむ予定です。

公正判決をめざすとりくみ

*毎週の東京高裁前宣伝・要請行動
2月18、25日、3月4、11、18、25日
いずれも8:30~
*公正判決を求める署名(団体・個人)
問合せ先:JMIU神奈川地本
TEL044-548-8458

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