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2021年5月6日

「解雇された」「昨日から食べてない」川崎の相談会・食料支援に95人が来場

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 4月4日に川崎区内の公園において「相談会・食料支援」が行われました。川崎労連を中心とした実行委員会が主催し、46人が支援者として参加しました。

 13時開始でしたが、時間前からすでに来場する方がおり、前倒しして支援を開始。15時までほとんど途切れることなく95人の方が来場しました。

 「1日前から何も食べていない」という瘦せた高齢の女性や、家族連れ、外国人の方など様々な方が訪れました。街でよく見かけるような身なりもきちんとした青年(男性も女性も)が食料を受けとり、お礼を述べて帰っていく姿も見られました。

 来場者の6割が男性、4割が女性。カップ麺は何度も買い足し、用意した食料はほぼ配布しました。

時給820円

 相談は7件で、労働や生活、法律などの内容で、弁護士や組合役員などが相談にのり、また制度活用などについて支援に来た日本共産党の市会議員も一緒になって相談を受けました。

 61歳の男性は、「高卒から働き始めた職場を2月に解雇された」と話し、退職金もなく家賃や携帯電話代を払うのも苦しい状況という相談でした。

60代の生活保護を利用している男性は、「週3日働いていたが、時給820円なので退職した」、「生活保護水準が改悪されて苦しい」と訴えました。

 4人家族の50代男性は、昨年コロナに感染し失業。「子どもも働いているが、低賃金で生活が苦しい」。傷病手当や生活保護の活用などについて相談しました。

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