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2025年12月1日

想いを語ることから生まれる熱|神奈川労連青年部が大会を開催

3-02_423号

 神奈川労連青年部は、第26回目となる定期大会を11月20日に開催しました。大会には、建設労連、港湾労組、生協労連、福祉保育労、横浜地域労組・郵政ユニオン、から青年組合員が参加しました。

自ら企画・運営

 江崎ジョセフ部長は、自らの経験を振返りながら、「青年部活動はたくさんのことを学べる場。こういう経験を次の世代に受け継いでいこう」と挨拶しました。
 竜田書記長は議案提案で、自ら企画、運営することによって学び、お互いに知り合うことが団結の土台になることを強調し、この土台の上に「さらに青年同士のつながりを拡げていこう」と活動総括と運動方針を提案しました。
 特に昨年度は、5月に実施した沖縄平和ツアーを成功させるためのとりくみが活動の軸になりました。
 平和を学び、青年同士交流することの大切さを多くの仲間と共有できこと、自ら企画・運営することを通じて得られた体験は青年部を強くたくましいものにしています。

多くのことを学べる

 懇親会では、狩野宴会部長から、「お互いの組合の紹介とともに、組合活動への想いを交流しよう」というテーマが投げかけられ、口々に想いが語られました。
 ある青年は、「組合があることで悩みを一人で抱え込まずに済み、メンタルヘルスの問題が防げた」、「最初は制度利用だけのために組合に入ったが、活動に参加するうちに楽しくなり、積極的にかかわるようになった。自分たちが楽しむことが若い世代を引きつける鍵だと思う」と語りました。
 また別の青年は「組合の利用方法は人それぞれ。自分にあった形でかかわることの重要性」を指摘し、別の参加者は、18歳から10年にわたって組合活動を続けてきた経験を語り、「様々な人と出会い、多くのことを学べたことが大きな収穫だった」と述べました。

楽しいからやっている

 組合活動と仕事のバランスの難しさについて語る青年もいました。様々な役職を兼任しており、負担が大きくなっていること。仕事に悪影響を及ぼす可能性もあると悩みを話しました。
 非正規雇用者として労働組合に入った青年は、現在12の組織で役員を務めており、「楽しいからやっている」と語り、「押しつけるのではなく自ら進んでやりたいと思える人を増やしたい」とこれからの展望を述べました。
 新しい体制で、神奈川労連青年部のとりくみが始まります。各産別、地域の青年たちが神奈川の地でつながりあえる場所として発展していけるようご支援・ご協力をお願いいたします。

【選出された部長・書記長】
 部長:阿部辰也(新:建設労連)
 書記長:竜田皓介(横浜地域労働組合・郵政産業ユニオン)

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