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2019年8月22日

10.6 横須賀集会のお知らせ

戦争法廃止!米原子力空母永久母港化に反対する
「原子力空母いらない!横須賀集会」への参加を呼びかけます

 在日米海軍横須賀基地は、1973年に米空母ミッドウェーの「母港」とされ、2008年から原子力空母ジョージ・ワシントンが配備され、2015年10月1日から原子力空母ロナルド・レーガンが交代配備されています。このように、横須賀は46年もの長きにわたって米空母の「母港」とされてきました。米本国以外で原子力空母の「母港」とされているのは、世界中でただ一つ横須賀だけであり、空母艦載機の着艦訓練を許しているのも日本だけです。1966年に米原子力潜水艦が横須賀に寄港して以来、米原子力潜水艦など米軍の原子力艦船の横須賀寄港が1000回になろうとしています。横須賀は、ベトナム戦争、アフガン、イラクなどへの侵略戦争の出撃拠点とされ、「日米共同作戦」、攻守同盟化が進められようとし、その軍事拠点基地とさせられようとしています。いま、米国とイランの緊張が高まる中、ホルムズ海峡「有志連合」への自衛隊が焦点となっています。自衛隊が武力制裁のつながるあらゆる選択肢を排除して、平和的解決の世論を大きくすることが求められています。

 多くの国民の反対を押し切って集団的自衛権行使を含む戦争法を強行成立させた安倍政権は、今年7月の参議院選挙で、自民・公明合わせて与党は改選過半数(63議席)を上回ったとはいえ、自公と日本維新の会などの「改憲勢力」が、改憲発議に必要な3分の2の議席を維持することはできませんでした。これは、野党が一本化した全国32の1人区のうち10選挙区で自民党候補に勝利したことなど、市民と野党が力を合わせた大きな成果です。

 しかし、安倍首相は参院選後の記者会見で、あくまで2020年に改憲を実現する思いは変わらないと表明しています。憲法第9条を標的として、自衛隊を明記する憲法改憲に突き進もうとしています。「戦争する国」づくりを許すかどうかという、対決・緊張が続いています。

 朝鮮半島の軍事的緊張が高まっていましたが、米朝首脳会談が開催されました。武力行使ではなく、対話と外交努力で事態を解決する方向に動き出しています。朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終結などに向けた流れが示され、事態は大きく変わりました。国連での核兵器禁止条約の採択をうけ、同条約の早期発効、日本政府が参加することが求められています。

 日本政府は海上自衛隊護衛艦「いずも」(横須賀)と「かが」(舞鶴)の甲板を今後改修し事実上の「空母」にすることを予定し、短距離で離陸し垂直着陸ができる米国製のF35B戦闘機を搭載するとしています。横須賀に停泊中の「かが」艦上で、5月28日、来日中の米トランプ大統領は、安倍晋三首相を従えて「最新鋭機を積めるように護衛艦が改修される。米国の安全保障を向上させるもので、感謝したい」と、海上自衛官と米海軍隊員の計約500人の前で訓示しました。

 6月29日大阪市内での記者会見で、米大統領は「(日米安保条約は)不公平な合意」であり、安倍首相に「それは変えなければならない」と伝えたと述べました。これは、「軍事同盟というのは“血の同盟”です。日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。しかし今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないわけです」という安倍首相のかねてからの持論と重なります。すなわち、米国本土が攻撃された場合ではなく、世界の紛争などに軍事介入する米軍が攻撃を受けた時に、日本の自衛隊がともに血を流してたたかう、ということです。ここに、本当の狙いがあります。

 「戦争する国」は、日米の軍事一体化をさらにすすめて、自衛隊が海外での武力行使することであり、莫大な軍事費をつぎ込むことでもあります。そのために、沖縄・辺野古・高江の新米軍基地建設をはじめ、沖縄に続くオスプレイの東京・横田基地への配備計画、神奈川・厚木基地の使用、整備拠点化、陸上自衛隊のオスプレイの木更津への配備計画を強行しようとしています。

 日米両政府は、原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀配備を強行しました。この事実上の「母港」配備は、このような在日米軍再編強化と日米軍事一体化の重要な一環であり、100年先まで横須賀に米軍基地を縛り付ける計画にほかなりません。「戦争する国」の法的枠組みが憲法違反の戦争法であり、横須賀への米原子力空母配備や辺野古への新基地建設などは、その軍事的基盤です。両者は一体のものです。空母艦載機による爆音被害、墜落の恐怖、米兵による女性殺人事件はじめ、多くの犯罪・事故が起こされ、住民生活を脅かしています。

 2つの原子炉をもつ原子力空母による放射能汚染の危険、でたらめな事故対策がたびたび指摘されています。もし、空母の原子炉事故が起これば、首都圏3000万人の命と暮らしを直撃する深刻な事態になります。

 安全に暮らしたいという住民の願いを蹂躙し、武力によらない平和な世界構築をめざす日本国憲法に背いて、原子力空母の母港を続けることは許されません。

 戦争法を廃止し、沖縄をはじめ全国と連帯して辺野古新基地建設を許さず米軍基地の撤去、母港化撤回を求めましょう。オスプレイの配備・訓練に反対しましょう。原発再稼動に反対し、原発ゼロを願う人たちと連帯、共同する集会として成功させましょう。この根源となっている日米安保条約の廃棄、安倍政治を許さないという世論と行動を大きくしましょう。

 以上の立場から、私たちは「原子力空母いらない!横須賀集会」を、10月6日㊐(13時開会)に横須賀・ヴェルニー公園で開催します。多くの団体、個人のみなさんの集会参加を心から呼びかけます。

2019年8月21日

原子力空母いらない!横須賀集会実行委員会
安保破棄中央実行委員会(03-3264-4764)
安保廃棄神奈川県統一促進会議(045-201-3684)
原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会

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