神奈川労連

憲法を職場と暮らしに活かそう!あなたも労働組合へ!
トピックス

2016年12月3日

アスベスト、行政機関要請、労組訪問など 秋の地域総行動を展開

地域から要求を前進させようと、11月2日を中心に秋の地域総行動がとりくまれました。

加害企業の事業所に要請

 建設アスベスト訴訟における謝罪と補償、救済基金制度の創設を求める加害企業の事業所への要請が、各地域でとりくまれました。多くの事業所では、「対応できない」、「受け取らない」など、加害責任をとらない不誠実な対応がされました。小田原のケイミューでは守衛が担当者と連絡を取りましたが、「アポイントがないので会えない」との返答。原告も含む参加者は「アポを取っても会わないではないか。きちんと誠実に対応すべき」と伝え、要請書を担当に渡すよう依頼しました。いくつかの事業所では担当者が対応し、「本社に伝える」などと回答しました。

315-2

写真:アスベスト加害企業に要請(小田原)

 横浜地域や鎌倉では早朝宣伝を実施しました。横浜では、組合加入を呼びかけるチラシをティッシュとともに配布。鎌倉では三菱電機の事業所前で、「人間らしい働き方の実現」を訴えるチラシを、出勤する労働者に配布しました。

315-3

写真:三菱電機の門前でビラ配布(鎌倉)

中立労組を訪問・懇談

 中立労組の訪問・懇談もいくつかの地域でとりくまれました。横三労連では、この間何度か訪問している中立のマリンパークの労働組合や、地域未加盟の自動車教習所の労働組合を訪問し、加盟を訴えました。

 横浜では、鶴見、横浜北部、横浜南部、横浜西部で労組訪問を実施しました。鶴見では組合員40人ほどの中立労組の書記長と懇談。横浜北部では以前に組合があった職場を訪問し、元委員長とニュースを渡しながら懇談に。「2~3人問題を抱えている労働者がいる。そのうち相談に伺うかもしれない」との話しがあり、今後も情報交換しながら交流していくことになりました。また、横浜西部は神障教組の分会を訪問し、教育署名への協力を約束するとともに地域組織への加盟を訴えました。

共同したとりくみを展開

 鎌倉労連と湘南労連は、地域に対応する労働基準監督署が同じことから、共同して労基署や自治体への要請をとりくみました。

 労基署では、残業代ゼロ法案の廃案や、労働時間の規制など労働基準法の改正などを求めました。あわせて、労働行政の強化のために、人員を正規職員で増員することなども求め懇談を行いました。

 西湘では、地域の要求であるJR御殿場線のICカードを使用できるようにする問題で各自治体に要請。対応した自治体職員から「私たちも実現にむけて努力しています」との回答が出され、共同してJR東海に実現を迫っていくことが確認されました。

新着情報

過去記事一覧

PAGE TOP