やれんのか!勝てんのか!最低賃金裁判!やってみたら面白い!裁判のすすめ

2011年6月30日、原告50人が国を相手に歴史上初めての最賃裁判に立ち上がりました。その後、原告に名乗りをあげる人が増え続けています。このパンフをお読みいただき、裁判の意義を深め、更なるご理解とご支援をお願いします。また、一緒に裁判に立ち上がる地方・地域の仲間の一助になればと願っています。


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3 最賃裁判原告の仲間は102名で闘っています。年齢・職種は様々です。育ちざかりのお子さんを抱えながらダブルワーク、トリプルワークをして何とか家計をやりくりしているシングルマザー、年金では生活が出来ず医療費もかかるために清掃作業をして暮らしている60代の方、20代で時給900円でフルタイム働いても手取りで12万円∼13万円で一人暮らしができずにいる方、介護の仕事をしても時間額にすると最賃を下回ってしまう人、大手自動車工場の期間工やヘルパー、コンビニ・タクシー・流通・弁当生産工場・運送・大手ファミリーレストランなどなど、本当に様々な職種の方々が身を粉にして自分のため、家族のために働いています。中には、家を手放して実家に移ったけれども、両親も年金だけの生活のためにお金の話になると、口論になってしまうという方もおり、これでは完全に貧困の連鎖です。 生活も気持ちまでもが荒んでしまう現状を生んでいる今の最低賃金は、即刻1000円以上に上げなければいけないと思います。            岩森 あかね102人の原告のプロフィール原告の訴え せめて、時給が1、500円であれば、と考えておりました。気持ちを声に出すことができた最賃裁判、国の基準を変えていきたいです。 に170∼210時間のタクシー乗務で、賃金の総支給額は10∼17万でした。毎日の食事も十分とれず、長時間労働によって体を壊しました。 政府や大企業は、生活保護を受ける人や最低賃金で働く人など底辺の人たちのことを考えていないと思います。最低賃金を大幅にアップしてほしいです。生活水準を上げて普通の生活がしたいです。若い運転手が入れるような賃金にしてほしいです。月渡邊 剛治


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