やれんのか!勝てんのか!最低賃金裁判!やってみたら面白い!裁判のすすめ

2011年6月30日、原告50人が国を相手に歴史上初めての最賃裁判に立ち上がりました。その後、原告に名乗りをあげる人が増え続けています。このパンフをお読みいただき、裁判の意義を深め、更なるご理解とご支援をお願いします。また、一緒に裁判に立ち上がる地方・地域の仲間の一助になればと願っています。


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づくり」「賃下違憲訴訟」を一つのものにして公務労組も頑張ります。 女性、母親が人間らしく働き 生活するための闘い新日本婦人の会神奈川県本部 会長 泉水 令恵 神奈川で最低賃金の裁判をするので原告にといわれ、新婦人の会員も原告やサポーターとして加わりました。世界の男女格差ランキングが135ヵ国中日本は101位とまた下がり、非正規労働者の7割が女性、女性の賃金は男性の6割と低賃金層が女性に集中し、女性の貧困が社会問題となっています。ダブルワークや子どもをおいて深夜の労働をする人もいます。「先生でも生活保護世帯より賃金が低い人もいるよ」と新婦人の小組で話題になるほど。 欧米では最賃は時給1、000円以上が当たり前で日本は国際的にも際立って低いのです。こういう中で「時給1、000円以上を」と最低賃金裁判闘争は、人間らしい生活ができ働く権利を実現するために、私たちをおおいに励ましています。 高齢者、年金者が生活できる 土台を勝ち取る裁判全日本年金者組合神奈川県本部委員長 土志田 公佳 年金額が低く、働かなければ生活できない年金者が増えています。就職口は極端に狭く、非正規が多く、時給も安い職場ばかりです。 「低年金と低賃金で体がきつい。」、「せめて、最低賃金を1、000円以上にしてほしい。」これは、働く年金者の基本的要求です。 また、支給される年金額は、基本的に現役時代の賃金で決まります。最賃裁判の勝利は生活できる年金の第一歩です。引き続き、皆さんとともに頑張ります。 若者に「仕方なくない」 「あたりまえじゃない」と伝えたい日本民主青年同盟神奈川県委員会委員長 増田 あゆみ 不況を理由に使い捨ての非正規労働が広がり、時給で働く人はもちろん、正規でも低賃金。ほとんどの若者はワーキングプア、余裕のない生活をしています。 今はなんとか暮せていても将来が見えません。「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されていないと感じます。 最低賃金がそもそも不当に低いのだということに納得! 裁判のことを多くの若者に知らせ、今の状況は「仕方なくない」「あたりまえじゃない」と伝えたいです。  最賃裁判は労働運動の 新たなモデルケース!横浜地区労働組合協議会 事務局長 薮 治 最賃引き上げの必勝POINTは「世論喚起」。法廷内での論争も、組織内での動員も、「世論喚起」にむけてどう機能させていくのかが重要で「こんなテーマで裁判やってるなんて珍しい!」「原告100人?サポーター1、000人ってすごい!」「なんかあのキャラ(最賃くん)かわいい!」「最賃引き上げっていいね!」19サポーターからのメッセージ


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