神奈川労連

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労働相談コラム

2014年9月2日

契約が不透明な在宅業務

「在宅型オペレーター業務」の契約で仕事をしている18歳の女性から労働相談がありました。

月2回報酬が指定口座に振り込まれ、これまで毎月5000円ぐらいの実績だったそうです。しかし5月分の2回目の振込みが400円で、約2000円のマイナスとなっているが内容が不明だとの相談でした。

彼女が契約した会社をネットで調べますと、「在宅ワーカー」ネットワークによる、コールセンター代行の受託業務とあり、会社が展開する、さまざまな業種(鍵の緊急修理や水道修理など)の問い合わせ受付と各地の技術員の手配業務となっています。「自宅が職場」となり、手持ちのパソコン1台で出来ますと案内されています。

本人はネットで調べ、履歴書を送り、電話で採用されました。コール対応件数が基本の成果報酬となっているものの、契約内容がハッキリしていません。

24時間対応で、6種類の時間制シフトがあり本人は、9時~19時が週4日、11時~22時が週1日で、合わせて週5日の仕事となっています。

労働契約法、労働基準法、最低賃金法等との関連が全く不透明な労働実態・雇用形態です。実態を把握しての対応が求められています。

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