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2017年12月4日

11・23 争議権利討論集会 Labor Festaに200人

 毎年、11月23日勤労感謝の日に、労働争議や裁判の闘いを交流し勝利をめざして討論する「争議権利討論集会」を開催しています。今年は、争議・裁判の交流はもちろん、様々な労働に関わる課題についても討論することをめざして開催し、約200人が参加しました。

5つのワークショップ

 午前中は、①映像で観る労働争議・裁判闘争、②働きすぎは御免だぜ 命・健康を奪われない、③反貧困、ワーキングプアをなくせ、④差別や分断を許さない みんな同じ労働者、⑤権利・勝利をつかみ取れ~争議をかく闘えり、の5つのワークショップに分かれて交流・議論を深めました。

327-04

 ①では、国鉄闘争やJAL争議、建設アスベスト訴訟などの映像を放映し、それぞれの当事者が訴えました。国鉄の映像には「懐かしい」と当時の闘いを思い出す方もいれば、「初めて観た」と新鮮に受け止める方もおり、闘いの成果・教訓を引き継ぐことの重要性が明らかになりました。

当事者がとりくみを交流

 ②は、家族を過労死で亡くした当事者や、長時間労働で体調を崩した労働者などが、実体験などを報告。裁判で闘っている北條さんは、過労から自殺をはかった経験を話し「職場実態を議論することで長時間労働を是正し、会社を変えることができる」と話しました。

 ③では、低賃金で働く実態の交流をしながら、最低賃金の大幅引き上げなどで事態を改善するとりくみを議論。エキタスの藤井さんは「労働者が声をあげていいんだと思える社会をつくりたい」と語りました。

 ④では、高教組から外国人講師が不当に解雇され支援するとともに、組合として全校の調査を行ったことや、郵便局で働く非正規労働者が処遇で差別されていることを裁判に訴え勝利したことなどを交流し、差別をなくしていくためのとりくみを意見交換しました。

 ⑤は、争議・裁判を現在たたかっている当事者が交流。いかに勝利を勝ちとっていくかなどを議論しました。

息を吐くようにウソをつく

327-03 午後の全体会では、慶応大学の金子教授が講演。安倍政権による政治や経済政策を痛烈に批判しました。

 「安倍首相には、民主主義の基本が欠けており、息を吐くようにウソをついて政策を進めている。人事権を内閣に集中して、官僚を恣意的に動かすことが、森友・加計問題につながっており、統治機構・国そのものが壊れはじめている事態だ」と指摘。

 そして、「国民の多くが今の事態を変えることをあきらめている。野党は国民に対し、新しい経済と社会をつくっていく方向性を示す必要がある」と述べました。

何一つ成功していない

 安倍首相が誇っている経済政策について、事実を示しながら「何一つ成功していない」と強調。具体的には、有効求人倍率の上昇は、団塊世代が本格的に労働現場から引退し求職者そのものが減っているため、株価が上昇しているのは日本銀行と年金資金で買い支えているから、などユーモアも交えながら明らかにしました。

 安倍政権の無茶苦茶な政策により、日本の経済・社会は相当な危機にあること、強行突破するためにファシズムに突入しようとしていることを指摘。エネルギー政策の転換や地域のネットワークをつくることで危機を乗り越える展望があることを示しながら、「私たちが未来の社会をつくっていこう」と呼びかけました。

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