神奈川労連

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2017年4月10日

要求実現をめざし、3・5春の県民集会を開催

 「労働者の大幅賃上げ」、「長時間労働の是正、労働法制大改悪の阻止」、「年金・医療・介護など社会保障の充実」、「戦争法廃止、共謀罪に反対」、「安倍政権の打倒」など労働者と国民的要求を掲げて、3月5日に横浜公園で「春の県民集会」を開催し、労働組合や諸団体などから約1000人の仲間が参加しました。
 デモ行進には青年を中心につくりあげたサウンドカーが登場し、沿道から大きな注目を集めていました。

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総選挙で政権交代を

 主催者を代表してあいさつに立った神奈川労連の福田議長は、ヤマト運輸の労働者から労働相談センターに相談があり、未払い残業代の調査を勝ちとったことを報告。戦争法の廃止と南スーダンからの自衛隊の撤退、共謀罪の阻止などを訴えたうえで、「安倍自公政権の打倒、総選挙での政権交代を実現していきましょう」と呼びかけました。

 「安倍首相は憲法を絶対に変える決意を、今日開かれた自民党の党大会で示した」と指摘したのは、総がかり行動実行委員会共同代表の高田健氏。安倍政権の悪政を総がかりで暴露し世論を変えること、市民連合を全国各地につくることを訴えました。

「野党は共闘」の声援

 集会実行委員会ではすべての野党に案内を送付しました。当日、民進党の真山勇一参院議員と日本共産党の畑野君枝衆院議員(南関東比例・神奈川10区重複予定候補)が参加し、自由党の樋高剛県連代表がメッセージを寄せました。

 福田、畑野、真山の3氏が手をつないで高く掲げると、聴衆から「野党は共闘」との声援が上がりました。

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 真山氏は、非正規雇用をなくすことや同一労働同一賃金の必要性を強調。「野党が共闘して安倍内閣を倒していく。この目標に向かってみなさんと一緒にがんばっていきます」と訴えました。

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 畑野氏は「労働問題でも野党共闘が進み、長時間労働規制法案を国会提出してたたかっています」と報告。共産党が発表した長時間労働解消、過労死根絶のための緊急提案の内容にふれ、「他の野党のみなさんにも呼びかけてぜひ実現をしたい」と力を込めました。

ラップ調のリズムで

 各団体の要求・課題について9人がリレー発言。「国鉄分割民営化から30年。JR現場は様々な矛盾が広がっている」(国労)、「非正規労働者の雇止めを許さない」(自治労連)、「30年間の年金引き下げはとんでもない」(年金裁判原告)、「小田原ジャンパー問題の解明を」(生活と健康を守る会)などと訴えました。

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 集会後に、みなとみらい地区を抜けて桜木町駅までのデモ行進を実施。サウンドカーを先頭に「働きすぎはごめんだぜ」「最低賃金1500円にあげろ」「憲法守れ、人権守れ」。ラップ調のリズムに合わせて若者の力強いコールが響き渡りました。また、ダンプや工夫をこらしたプラカード・デコレーションも通行人の目を引きました。

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