神奈川労連

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労働相談コラム

2015年8月5日

時効になる前に解決を

相模原の女性からの相談。一年半前に退職したのだが未だに給料が全額支払われていないというもの。最初は手渡しだったものが、振込になり、その金額が少なくなり、ついに振り込まれなくなった。まだ、20万円ぐらい残っているそうだ。賃金の請求は2年を過ぎると時効になってしまうのですぐ労基署に相談すること、もしそれでも解決しなかったらユニオンに相談して下さいとアドバイス。

鶴見の青年からの相談。5年前にローソンで働いていて、オーナーから突然にクビだといわれ解雇になった。アタマにきたけど当時は知識もなく年数がたってしまった。県に相談したら、こちらを紹介されたという。

解雇理由は接客態度が悪いということらしいのだが、それでいきなり解雇が成りたたないのは明らかだ。当然のことに除外認定などしていないし、最近オーナーと連絡をとって話した時、除外認定という言葉さえ知らなかったそうだ。

労基署に相談したところ、調べて動いてくれることになった。しかし、オーナーは「解雇はしていない。合意退職だった」の一点張りで労基署での解決は無理となった。

そこで横浜北部ユニオンに相談。鶴見支部の役員と面談しユニオンに加入して交渉を申し入れることとなった。この件は、5年も過ぎており、いろいろ困難なことが多いと思うのだが、相談者のS君は非常に怒っていてヤル気充分である。良い結果を出したい。

最近労働相談が多くなっている、先月は161件となり1か月としては過去最高の件数を記録した。日本の実社会の反映だ。安倍内閣の悪政を終わらせなくては。

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