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2010年8月6日

職場復帰を求め保育士さんが提訴

横浜市緑区にある保育園『長津田幼児アカデミー』では、以前にも争議があるなど開設以来、園長・副園長のパワハラによる保育士への退職強要や常軌を逸した運営が行われています。

一例をあげると
アカデミーには年齢に応じたおもちゃ等がなく
時には職員が自分で用意することもしょっちゅう。
赤ちゃんに園長命令で賞味期限切れのミルクが与えられたり
保育参観が勝手に当日に中止になることもあります。

園長は自分の思い通りにならないと子どもたちや保護者の前でも興奮して怒鳴ったり机を蹴飛ばしたりします。

このような状況に嫌気がさし他の保育園に入ることが困難ななかでも、次々とアカデミーをやめていく実態があります。

保育士にもひどいことが行われています。
いじめ・パワハラは日常的
園長・副園長が監視カメラで見張り
内線電話で職員へ指示命令をします。

保育時間中でも1~2時間にわたり一方的な叱責が行われたり気にいらない職員は4~5時間も園長室に拘束され、大声で怒鳴られ“ウソつき”呼ばわりされて「退職」に追い込まれた人も数多くいます。

何のいわれのない理由で辞めさせられてもどうすることもできずみんな泣き寝入りをするしかない状況でした。

1年余りで、20人以上が辞めさせられ平均勤務年数は1年を下回ります。
担任も定まらず、子どもたちも落ち着きません。

保育士の村上さんは一昨年の11月に入職しました。
昨年の12月に退職強要にあい「明日から来なくていい」と言われました。
「辞めるしかないのか」と思いましたがそのあと2人の保育士が相次いで退職強要にあい「やはりこんな状態で辞めさせられるのは納得できない」「もうこれ以上、園長や副園長の勝手を許すわけにはいかない」と思い職場に戻る決意をして福祉保育労に相談・加入し分会を結成しました。

分会結成後すぐに職場復帰をめざして団体交渉を行いましたが園側は「勝手に来なくなった」といい復帰を拒否し誠意ある話し合いは行われず平行線のままです。

現在でもアカデミーでは園長、副園長のパワハラによる退職強要は続いており職員はいつ辞めてもおかしくない状況で一刻も早い解決が求められています。

そこで、村上さんは7月14日に横浜地裁に地位保全・賃金仮払い仮処分の申し立てを行いました。

提訴日には、アカデミーのある緑区や横浜市にも園の異常な実態を保護者の方4人とともに訴え要請書を提出し状況の把握と改善を求めました。

保護者の方からは
「職員(保育士)が1年もたたずにころころ変わるのは子どもの成長にとっても良くない、即急に事態の改善を」などの訴えがされました。

村上さんは、「アカデミーの子どもたちが、笑顔でのびのびと過ごせる環境をつくるため、保護者の方が安心して子どもたちを預けられる園にするために、どうしても職場に戻らなくてはならない」と決意しています。

そして、「これは私一人の闘いではありません。これまで退職強要にあい、辞めさせられたたくさんの仲間、そして園を変えようと立ち上がり、声をあげてくれた保護者の方々、励ましの言葉を掛けてくださり応援して下さっている方々のためにも、絶対に職場復帰を果たさなければと思っていますので、今後もご支援をよろしくおねがいします」と訴えています。

早くも、横浜地裁での仮処分の第1回審尋が8月16日に決まりました。
多くの仲間のみなさんのご支援をよろしくお願いします。

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